【えっ?】経済・金融News速報!

【えっ!】という、経済、金融のニュースをお伝えします。 蓄財、資産形成、へそくりに頑張るみなさんのために。

    【えっ!】という、経済、金融のニュースをお伝えします。
    蓄財、資産形成、へそくりに頑張るみなさんのために。

    2016年08月

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    160804masayoshi-son_eye-700x336
     
     投資は太陽が爆発するときと似ています。僕が子どもだった頃、父親に面白い話をされました。「もし太陽が爆発しても8分間は誰も知らない。光が届かないから。それが地球から逃げ出すチャンスだということも」というものです。

    孫社長率いるソフトバンクが3.35兆円でARM社を買収しました。私はこの太陽の話に少し似ていると感じています。ただし、少し違うところもあります。

    「IoTは今後すべてのものに備え付けられる可能性がある。ただ、稼ぎはそこまで生み出されていない。だからまだ、みんなチャンスだと気づいていない」この話なら十分あり得るでしょう。

    もちろん、それだけでソフトバンク株を買うことはできません。投資にあたっては、今後も稼ぎを生み出し続けることができる可能性を、しっかりと確認しなければならないのです。(『バフェットの眼(有料版)』八木翼)

    会社名:ソフトバンクグループ<9984>
    現在株価:5,703円(2016/07/29時点)

    ※本記事は、『バフェットの眼(有料版)』2016年8月1日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。月初の購読は特にお得です。

    孫社長率いるソフトバンクの企業価値をバフェット流12の視点で分析

    Q1:その企業は消費者独占力を持っているか

    ソフトバンク自体は安定した企業です。携帯電話という許認可を要するビジネスに安全域を持っています。しかし、積極的に攻めてもいます。

    ヤフー株式会社(Yahoo!Japan)の株式を51%保有していますし、アリババの株式すらも押さえています。投資家としても非常に優秀な面を持っています。まさに長期の投資をするには最適な企業なわけです。

    この企業にとって、円高は追い風です。潤沢なキャッシュを持っているからこそ、海外への投資に積極的になれます。日本の低金利と事業で稼いだ円を使って、世界を買収しているわけですね。円高と低金利を利用した壮大な作戦、戦略としては申し分ありません。

    では、投資家はソフトバンクグループ株を買ってよいのでしょうか?本当にしっかり稼げているのでしょうか?以下、それを検討していきましょう。

    【関連】バフェットの心変わり。なぜ賢人はIT企業への投資を決断したのか?=東条雅彦

    【関連】ソフトバンク孫正義社長の超ハイレバ「ヘッジファンド流」経営術=矢口新

    Q2:その企業を理解しているか

    理解しています。ソフトバンクグループの営業利益9994億円の内訳は、

    • 国内通信:6884億円
    • ヤフーなど:2496億円
    • スプリント:615億円

    となっています。そして、最近買収したARM社の売上高と営業利益を見てみると、

    • 売上高:1,488.6百万ドル
    • 営業利益:406.1百万ドル

    です。話がややこしくなるので1ドル100円で換算すると(最近は為替が大きく変動しますし、だいたいの影響力を測りたい場合は大雑把な値でよいです)、

    • 売上高:約1,488億円
    • 営業利益:約406億円

    となります。

    こう考えると、年間406億円の営業利益をもたらすARM社を3.35兆円で買うのは、利回り1.2%でこの会社を買収するのと同義です。そのため「高けーよ、このハゲ!」と株主が怒りだし、ソフトバンクグループの株価が下がったわけです。

    しかし、本当に「高けーよ、このハゲ!」なのでしょうか?

    正直、毎年1兆円を稼ぐソフトバンクにとって、今回の買収はそれほど大きい投資ではありません。私は、この投資は間違いなく正解だと思っています。この投資には拡張性が期待できます。

    ARM社は、将来的にIoTの普及が加速したとき、とてもではありませんが、こんな額では買えない会社です。

    今回の投資は「安全域」でリスクを取っているのです。

    つづき>>
     

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    160803mynumber_eye-700x336
     
     マイナンバー制度は、きちんと運営・管理されるならば行政を効率化する優れたシステム。しかし現実には、お粗末な運営により「新たな詐欺」を誘発しかねない状況にあります。(『億の近道』街のコンサルタント)

    プロフィール:街のコンサルタント
    20数年間を金融(主に証券)会社で過ごし、投資銀行業務や事業育成の業務を担当。「金融機関に籍を置く(安全な)立場で客観的なことを言うより、いっそのこと経営者と同じ立場で事業拡大のお手伝いを出来ないものか」と思い立ち、2005年春に証券会社をリタイアしてコンサルティング会社を設立。

    ターゲットは「現金を持て余す高齢者」行政はアテにするべからず

    詐欺師が泣いて喜ぶ「マイナンバー制度」お粗末な運営の実態

    マイナンバー制度は、しっかりとした運営・管理ができるならば行政を効率化する有効な手立てとなり、正確な年金支払いや課税などにも役立つ優れたシステムです。ですが、日本年金機構(旧社会保険庁)を真似たお粗末な運営をするようであれば、それこそ詐欺グループが大胆に利用するなど、大混乱が予想される制度です。

    早々に心配な事例を聞きました。

    マイナンバーカードを申請するために送られてきた縦長のカード裏面の署名欄に「自署」とあるのですが、ある高齢のご夫婦が処理方法が良く分からず、ご主人が両方とも署名してしまったとのことでした。

    いくらカード発行を申請するだけの書類とは言え「自署」とあるのに違う人が署名したのでは将来何か問題があってはいけないと親族の方が念のため問い合わせたところ、マイナンバーの担当者と以下のやり取りをしたそうです。

    担当者:その書類はカード作成を申請するための書類であり、「自署」欄については誰が署名したのかをこちらでは確認の方法が無いので、そのままお客様のご判断でお送りいただければ結構です。

    親 族:将来何か問題になってはいけないので念のための確認で電話しているつもりですが、仰っている意味は、本人以外が署名した書類でカード申請をしても将来において問題が発生しないという解釈で良いですね?

    担当者:それはこちらではお答えできません。その書類を使うか否かは、あくまでもお客様の責任とご判断でお願いします。

    いくらかでも不安を解消する良い方法は?と質問をしても「他の方法は無く、問題が発生するか否かはこちらではお答えできないので、お客様のご判断で…」と繰り返すだけの禅問答が続き、安心できる回答を得ることのないまま電話を置いたそうです。

    しかも「20秒毎に10円が課金されます」と言うナビダイヤルで、素人と思われる担当者が質問の度に「少しお待ちください」と散々待たされた挙句の問答だったとのこと。この窓口対応には呆れたそうです。

    これくらいの基本的な質問にさえ安心できる回答ができないのに「マイナンバーの運営を任せろ」と言われても…と大きな不安を持ち、これは将来において社会保険庁のずさん管理どころではない大問題が発生するのでは?と感じたそうです。

    この手の手続きが苦手な高齢者や生活保護受給者をだまして別人の写真でカードを作ってしまえば、いくらでも不正ができてしまいそうですから。

    その後、改めて当該地区の役所に問い合わせたところ、詳しい説明と共に、この件では悪用されるなどはないということを確認できたそうですが、「マイナンバーに関する問い合わせはこちら」と案内している番号の窓口がこれでは危なっかしい限りです。

    つづき>>
     

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    endaka_16s_29
     
     一時105円台半ばまで急落した米ドル/円相場。日銀による為替介入も予測されているが、それもむなしく本格的な円高局面はこれから来る!? FXはもちろん、株、金、原油、ビットコインなど商品ごとの戦略を、今こそ練り直すべし!

    5通貨ペアを組み合わせてスワップも利幅も狙い撃ち


     円高相場はスワップ派の天敵だ。今や日本はマイナス金利時代。当然、円など買ってもスワップはつかない。高金利の新興国通貨を狙いところだが、メジャーどころの豪ドル/円、NZドル/円をロングしたところで、円高圧力が強まれば、含み損が増すだけ。買っておけば、放ったらかしておいてもチャリンチャリンと金利が入る時代は終わってしまったのだ……が、果敢にもスワップ狙いのトレードを続けているトレーダーもいる。FXのほかにも株から不動産まで手広く手掛ける資産1億円超の個人投資家・結喜たろう氏だ。

    「正直、スワップ派には厳しい相場環境です。けど、為替の変動リスクを限りなく抑えるポートフォリオを組めば、含み損を抱える心配を減らしながら、スワップだけ稼ぐことも可能です」

    ⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102315

    相関係数

    結城氏は各通貨ペアの毎日の終値を元に、相関係数を計算。上記の数値は5月30日時点のもの

     そう言いながら、見せてくれたのが「相関係数表」と結喜氏のポートフォリオだ。

    ⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102316

    ポートフォリオ

    各通貨ペアのスワップポイント、および評価金額等は5月30日時点のもの。ユーロ/ドルを“調整役”として組み合わせるのがミソ


     つづき>>
     

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    0a2e98d94980b75366e460469f687f8b


     キーワードは、“みんなのしないことをしたい”、それが都知事選で後出しジャンケン有利説を覆し、見事に大勝した小池百合子氏(以下敬称略)の原点であるようだ。


     それが存分に見て取れるのが、1982年に発行された本人の著書『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社)である。本には1971年、19歳の秋にエジプトへ留学し5年間を過ごした体験が綴られている。

     なぜ、エジプトのカイロだったのか? その理由を小池はこう書いている。

    「ありきたりの言葉を勉強するよりも、将来性のある言語を学びたい」

     小学生の頃から、石油の取引をしていた父から「1980年代はアラブが世界の中心だぞ」との助言があったという。

    「アラビア語は勉強せずに出かけた。辞書はもちろんのこと、日本語によるアラビア語文法書など、どんな大書店に行ってもなかったからだ。」

    「みんなのしないことをしたい。アメリカやイギリスへの留学はありきたりだし、今さら英語をやってダンゴレースに参戦したくないわ。」

    「カイロに来て初めてピラミッドを見たときから、ようし、いっちょう、これに登ってやるぞと心に決めていた。」

    つづき>>
     

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    761b6f3bd11850f391719e9c642a415320160802125119849
     
      現地5日(日本時間6日)に開会式を迎える、リオデジャネイロ五輪。日本の各テレビ局は4年に1度の「お祭り」を直前に控え、沸きに沸いているかと思いきや、なぜか局内は静まり返っているという。ある民放のスポーツ局関係者は「こんなことは、過去に例がないですよ」と言って、こう続ける。

    「現地では、選手や日本人が強盗に遭ったとか、事件のニュースばかりでしょ。とてもじゃないですが、今のリオは五輪を開催できるような状態ではない。開会式が目前に控えているというのに、みんな現地行きを嫌がり始めた。ある局は、誰もがリオ行きを嫌がるため、仕方なくくじ引きで担当者を決めたそうです」

     選手のみならず各局スタッフ、幹部らを震え上がらせたのは、6月17日に発令されたブラジル・リオデジャネイロ州の非常事態宣言だ。この期に及んで、深刻な財政危機を理由にリオデジャネイロ市の治安や交通といった公共サービスに責任が果たせないと開き直ったのだ。

    つづき>>
     

    このページのトップヘ